美容院に行ったらガタイを褒めらてうれしかった話

少し長くなった髪の毛が鬱陶しくなってきたので美容院に行ってきた。今回来店するのは3回目でいつもと変りなくカットをお願いした。ファッションや髪のセットに興味がないというと語弊があるのだが、全く自分のこだわりがなく美容師泣かせの男なのである。希望を聞かれるときに困らないように「ツーブロックで前髪も切ってもらって後は似合う感じでお任せしてもいいですか」っていうのがテンプレとして完成した。自分は容姿はが優れているわけではなくセンスもないので、美容師に丸投げにしてましにしてもらおうという算段である。ここで今回は事件が発生、自分の厄介なところで知らない人と特に密接に話すと緊張でうまくしゃべれず、汗が噴き出してくる。多汗症なので汗が出ること自体はあきらめている。しかし今回は薬を服用し忘れて髪が濡れるほど出てきてしまった。しかも追い打ちをかけるようにしてセーターを着て来てしまって暑くて止まらない。もう逃げだしたくてしょうがなかったが、担当してくれた人がとてもいい人であったのだ。嫌な顔をせずに逆に微笑んで、しゃべらなくても安心できるような人。ドライヤーの冷風を当ててくれたり、先に髪を濡らしてくれたりなど、やりずらかったと思うがとても感謝をしている。自分もこういう人になりたいなとつくづく思った次第であった。話に戻るが限界だったためセーターを脱ぎ、エアリズムのインナー1枚で髪を切ってもらうと非常識な客となり、他の人の目線がこわかったが、すべての工程が終わり会計を済んだ際、特に個人の話をしていなかったのに「筋肉すごいですね、びっくりしました。」といわれた。素直に言うととても嬉しかった。クラブチームで野球をやっていたり、少しでもかっこよくなりたいと体型だけは見れるようにしようと努力していたことであったからである。いわれたときにいい返答ができないのが、自分はダメな男であるなと思いながら、機嫌よく運転して帰った話でした。

次回はその方を指名してみようかなと思いつつ、初めてなのでどうしようか迷っている22歳であります。        

青いね空は aoinesoraha